350年の伝統を受け継ぐということ。それは、決して過去の伝承に終始することではなく、ましてやその上に胡坐をかくということでもない。
むしろその本質は、不断のアップデート、飽くなき時代への挑戦、すなわち「進化」。
ニーズが立ち上がってくるのを待つのではない。常にニーズに先んじ、まだこの世に存在しないアイデア、品質、切れ味、模様、形状を現出させる。
もはや職人、技術者ですらないのかもしれない。二唐は、革新者であらねばならないのだ。
そのようにして、私たちの父祖は350年の間やってきた。だからこそこの誇るべきレガシーを、次の350年にも伝え続ける必要がある。
二唐はとどまらない。